横浜生まれ。4歳より鈴木メソッドでヴァイオリンを始める。
第10回神奈川音楽コンクール小学生の部最優秀賞。第48回、第50回全日本学生音楽コンクール入賞。
11歳で神奈川フィルハーモニー管弦楽団と最年少共演、13歳で神奈川県立音楽堂推薦音楽会、最年少出演など10代始めより
演奏活動のキャリアをつむ。
横浜国立大附属小・中学校を経て、桐朋女子高等学校音楽科卒業後、奨学金を得てウィーンに留学、ウィーン国立音楽大学演奏科にて研鑽を積む。
2003年、ウィーン、日本において初ソロリサイタル開催。好評を博し、以後ウィーン、ドイツ、イタリア、イギリス、日本を始めヨーロッパ各地で演奏活動を行っている。日本においては特に毎年、横浜みなとみらいホールで行っているソロリサイタルは高い評価を受け、今年20回目を迎えた。他、ウィーン楽友協会ホール、ロンドンのウィグモアホールなどヨーロッパ各地の著名な
ホールで演奏、ウィーン国立音楽大学より表彰される。2008年ドイツで行なった演奏ツアーは批評家より絶賛をあび、新聞にて
特集を組まれる。又、数々のソロ及び室内楽のコンクールに入賞。
ウィーン国立音楽大学演奏科を優秀な成績で卒業後現在、日本を拠点に、ヨーロッパ、日本にてソロ及び室内楽で活躍中。
ソリストとしてオーケストラとの共演も多数。ヨーロッパの様々なオーケストラのメンバーとしても活動、また後進の指導にも
あたっている他、執筆活動も行っている。
また、2011年より「もっと身近にヴァイオリンの音色を聴いてもらえれば」との思いから企画された、ジャズライヴハウス等でのライヴコンサートも好評を得、絵画、詩とのコラボレーションライヴなどコンサートホール以外の様々な場所での幅広い演奏活動を展開し、海外(イギリス、ドイツ)日本メディアにて紹介される。2019年横浜音祭り公式イベントで行ったパフォーマンス
「Violin Infinity」(絵、写真、詩、三味線、アロマ等とコラボレーション)が評判となり、以降横浜山手外人クラブや山手
西洋館等にて、地域に根差した多様な活動を行っている。その他、イギリスを拠点に近年音楽を取り入れることの有効性が注目
されてきている、医療、またメンタルケア教育現場で、イギリス政府の援助を受け、医療機関、チャリティー活動とタッグを組み、新しいスタイルの演奏活動を行って高い評価を得ており、様々な分野の専門家より今後の活動が期待されている。
2021年4月より横浜マリンFMにて、毎週火曜12:30〜13:00、自身の生演奏と音楽海外経験を紹介する、新しい形の音楽番組「加納
伊都のClose To The Violin」を放送中、好評を得ている。(http://listenradio.jp/→マリンFMを選択して視聴可能)
牧野郁子、水野佐知香、海野義雄、加藤知子、ゲルハルト・ボッセ、エドワルド・チェンコフスキ、ドーラ・シュバルツベルグ、レムス・アゾイティの各氏に師事。